実は、我々藹藹会ハートフィールドの山村理事長は、ここ秩父のご出身。

そのご縁もあって、利用者を連れて秩父夜祭を観に行くことは、

理事長ひいては藹藹会のきっての目標でした。

そして、栃木県宇都宮市から、埼玉県秩父市へ、ついに秩父夜祭を観に行く旅行がきまりました！

夜祭は1日（日）から6日（木）の6日間にかけて行われますが、

我々はそのうち3日（月）の夜祭「大祭」にいくことにしました。

お昼前に秩父に到着し、まずはとんかつ屋さんで昼食を食べました。

予約なしで来たのに親切に対応して下さって、本当にありがとうございました！

市街へ渡ると、市街はものすごい熱気！

人の渦の中に、山車が燦然と光り輝きます。

みてください、この迫力！利用者さんのすぐ横を山車が通りました。

美しく豪華絢爛な屋台の彫刻を目の当たりにし、利用者さんも顔を見上げて圧倒されていました。

「おぉーーーー！」という囃子手の叫び声が市街に響き渡り、お祭りの喧騒の中に神聖さが宿る瞬間でした。

秩父夜祭の中心地は、市街に鎮座する秩父神社。

というわけで、まずは秩父神社への参拝から、夜祭散策をはじめましょう！

拝殿へお賽銭をし、2礼・2拍手・1礼で手を合わせる利用者さん、

秩父の神様に何をお願いしたのでしょうか。

神社では神楽もやっていて、それも大変な盛り上がりをみせていました。

秩父神社にまつわる、ちょっとした小話。これは秩父神社にある「お元気三猿」の彫刻です。

三猿というと、我らが栃木県・日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿が有名ですが、

秩父の三猿は東照宮の三猿とは真逆の「よく見て、よく聞いて、よく話す」の彫刻になっています。

よく見て、聞いて、話すことが、長生きの秘訣ということで「お元気三猿」と呼ばれています。

参拝のあとは、市街の出店を食べ歩き！

大判焼きやチョコバナナ、クレープ、はしまき、ホルモン焼きなどなど......

出店グルメに利用者さんも大満足でした！

出店ではグルメの他に、ラッキーボールや射的に輪投げ、くじびきなどなど、

様々な遊戯台が立ち並んでいました！

すこし昭和レトロな雰囲気、古き良き日本のお祭りという感じがしますね。

利用者さんも遊戯に挑戦し、ラッキーボールでは惜しくもあたりを逃しましたが、

輪投げでは見事景品をゲットすることができ、利用者さんと職員で大盛り上がりでした。

写真は、くじびきの様子。小さなぬいぐるみをゲットしましたよ♪

出店散策を終え、旅館に到着しました。

旅館で、みんなで鍋を囲んでのお夕食です。

おいしいお鍋にお刺身、秩父名物の豚味噌肉に、豪華な和食御膳！

利用者さんも、普段の食事とは違うご飯を、お腹いっぱい食べていました。

さてさて、秩父夜祭は「夜祭」というだけあって、その最大の見せ場はやはり「夜」にあります。

秩父の夜空に打ち上がる何千発の花火と、山車の共演。夜祭のクライマックスに、人々の興奮も最高潮に達します。

お夕食を終えて、夜の花火を観に我々は再び外へ！

山車は日中みてきたので、夜は花火をみにいこうと、

山村理事長がおすすめの穴場花火観賞スポットを紹介してくださりました！

それは秩父ミューズパーク。花火打ち上げ場所の向かいの山から、

秩父の夜景と夜空の花火を一度に眺めることのできる贅沢な絶景スポットです！

我々の他にも、多くの人が花火を観賞しに訪れていました。

花火をバッグに記念写真！

心配だったお天気も、雨は降らずで一安心でした。

宿泊したのは、秩父温泉「はなのや」！

車椅子の利用者さんの対応も優しくご丁寧で、段差のない部屋設計に様々な心配り、

こちらからのご要望や問い合わせにも親身に対応してくださり、本当に素敵な旅行ができました！

もしまた秩父に行くときには、是非また宿泊したいです！

秩父温泉はなのやさん、本当にありがとうございました！！

2日目は西武秩父駅でお土産をたくさん買い、途中レストランでお昼ご飯を食べながら、

秩父の旅の思い出を胸に施設の帰路へつきました。

職員にとっても初めてだった秩父の旅、美しい秩父の山車と花火に温泉、山村理事長のご案内のお蔭もあり、

秩父の文化と風土に触れるとっても素敵な旅になりました！

是非また秩父にいきたいです！！魅力あふれる秩父の街、

いつかまた、利用者さんと一緒に行ける日を楽しみにしています。

(S,U)